小児科：かぜ、腹痛、嘔吐、発疹、アレルギー

子どもはよくかかる病気で最も多いのはかぜです。。高い熱で心配になったり、鼻づまりや咳で眠れなかったりするとお母さんもつらくなりますね。

風邪の診断でも気管支炎や肺炎に進行する場合もありますので、症状の経過をしっかり観察することが重要です。

子どもが訴える痛みで多いのは腹痛です。

腹痛の原因は急性胃腸炎や便秘症から重篤で緊急の対応が必要な病気まで様々です。

嘔吐や下痢など他の症状は原因特定の重要な情報になる可能性があります。受診時は症状の経過をお伝えください。

感染性胃腸炎（おう吐下痢症）のお子さんがほとんどですが、かぜの発熱だけでもおう吐することがあります。

下痢を伴う場合は、便によるウイルスや菌の検査を行い、適切な診断と治療を行います。

おう吐の時は、脱水症状（ぐったりする、尿量が減る）にご注意ください

発疹

発疹が出る病気は様々ですが、登園登校ができないものがあるため診断が必要です。診断により、生活上の注意や治療を決定します。

どこから出始めたのか、数がふえているのかどうか、大きさなどに変化があるのかどうかなどを観察します。熱など他の症状があるかどうかも有用な情報です。

主なアレルギーの病気として、気管支ぜんそく、アレルギー性鼻炎・結膜炎、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎があります。学校生活においてもこれらの病気 の管理は必要とされています。当院では、原因、症状の強さ、さらにはアレルギーの病気の重複にあわせ、検査、治療、生活上の注意を行っています。他科（皮 膚科、眼科、耳鼻科など）との連携も必要となることがあります。